悩みタイトル

痛みで身体を動かすのしんどい
痛みで仕事ができない
痛みがひどくて眠れない
皮膚が治った後も痛みが続く
焼けるような痛みがある
ズキンズキンとした痛みがある

こんなお悩みはありませんか?

帯状疱疹は通常、皮膚症状がでる前に痛みが起きます。その後に皮膚症状が出てきて、ピリピリとした痛みに変わっていきます。人によっては夜に眠れないくらいひどい痛みが出る場合もあります。

ほとんどの場合は皮膚の症状が落ち着いてくると痛みも軽減されることが多いですが、合併症として神経を損傷して痛みが続くこともあります。

帯状疱疹後に対する当院の考え

帯状疱疹は日本人の5~6人に1人がかかると言われているウィルスによる病気です。
水ぶくれと痛みが出てきますが、皮膚の症状が治まっても痛みが持続する場合があり、この状態を【帯状疱疹後神経痛】と呼びます。
帯状疱疹の合併症の中でも比較的頻度が高いもので、特に痛みの症状が一定の間隔で続いたり、締め付けられるような感覚や焼けるような痛みが表れます。

主に帯状疱疹発症から6ヶ月以上が経過した場合を指します。年齢が若い場合、神経の回復は比較的順調なことがありますが、高齢の方や基礎疾患を持っている方は回復が難しく、症状もより重くなることが多いです。

帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか

帯状疱疹の症状を放置すると、全身的な症状として発熱や頭痛が表れることがあります。
さらに、帯状疱疹のウイルスが神経に損傷を与える可能性もあるため、放置することは危険です。
例えば、目や耳の神経が影響を受けると視力低下や難聴が生じ、運動を制御する神経が損傷すると腕の動きに制約が生じることがあります。

帯状疱疹初期の症状は、皮膚の炎症に起因する痛みが主ですが、皮膚の症状が軽減しても持続的な痛みが残る場合、これは神経損傷によるものであり、それぞれの原因に応じたアプローチが必要です。

帯状疱疹自体がストレスや疲労から発症することもあるため、早めの施術が重要です。

帯状疱疹後の軽減方法

帯状疱疹後の神経痛に対処する方法として、薬物療法だけでなく、鍼灸施術も効果が期待できます。
鍼灸施術を受けることで、交感神経の活性を抑制し、副交感神経を促進し、自律神経のバランスを整えることができます。
さらに、血行を促進することで体質を改善し、免疫力を高めることもできます。

食事についても注意が必要で、免疫力を向上させるためにはたんぱく質、ビタミンA、C、D、亜鉛などをバランスよく摂取しましょう。すぐに免疫がつくわけではありませんが、日常の食生活が健康に大きな影響を与えます。

また、腸内環境を整えることも大事です。免疫力の約7割は腸内で形成されると言われており、乳酸菌を摂取して腸内の善玉菌を増やすことで免疫力のサポートを行いましょう。

帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

帯状疱疹後の神経痛に対処するために、当院では鍼灸施術をおすすめしています。

鍼灸施術は、国家資格を持つ鍼灸師によって行われ、極細の鍼を使用します。この施術により、組織や器官の機能回復を促進し、血行を良くし、免疫力を高めることができます。
特に帯状疱疹後の神経痛や帯状疱疹に苦しむ方々は、免疫力の低下や自律神経の乱れが原因と考えられます。鍼灸施術は交感神経を抑制し、副交感神経を活性化させ、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。
また、血行促進により免疫力を向上させ、疾患の予防にも繋がります。

その施術を受けるとどう楽になるのか

この施術により交感神経を抑え、副交感神経を刺激し、神経の状態を軽減することができます。
また、血行を促進することで疲労やストレスを軽減させることもでき、免疫力を向上させることも可能です。
さらに、痛みによって緊張している筋肉も緩和され、身体の不快感も軽くなっていきます。

身体の痛みが気になりすぎたり、疲労やストレスによって睡眠が不足しがちな場合、鍼灸施術を受けて、身体を回復しやすい状態に整えていきましょう。

軽減するために必要な施術頻度は?

帯状疱疹後神経痛を改善していくためには可能であれば1週間に2回以上のペースでの施術が理想です。
細胞の生まれ変わりの周期が3ヶ月周期と言われており、3ヶ月で変化、6ヶ月で定着すると言われています。

帯状疱疹後神経痛は、症状が1年以上続くこともあるため、皮膚の症状が落ち着いても、痛みが残る場合は早めに施術を受けることをお勧めします。