悩みタイトル

膝が痛い

歩くと痛くて足がつけない
平坦な道でも足を挫いてしまう
アキレス腱に痛みが走る
子どもが足を気にしているのをよく見る
足首のあたりが腫れている

捻挫の中でも発生が多い足関節捻挫、今までに何度か足首を捻挫したことがあるという方は多いのではないでしょうか。
平坦な道でもつまづいてしまうことが多い方は、自分が思うように足が上がっていない可能性が高いです。

現代のような長時間座った状態でいると著しく運動機能が落ちることが考えられますので、運動不足を解消したり生活の中に上手に運動を増やす対策が必要となります。

近年ではクロックスなどの柔らかい素材の履き物が増えてきたことで足の指の力が弱っている方が多いようです。足の指の筋力が弱っていることで足首を捻挫するリスクが高まり、子どもの不良姿勢にも繋がりますから、日頃からしっかり地面を踏み込んで歩ける靴を選ぶように心がけて頂きたいです。

以前よりも在宅ワークが増えたという方は、そもそも基本的な歩数が足りていない可能性が高いです。
自動車やバイク、各公共交通機関によって遠距離でも快適に移動できる世の中ですが、便利になった分人間の歩数はどんどん減少し、江戸時代では1日に3万歩は歩いていたであろうと言われているのに対して、現代では1日に3000歩も歩かない人が増えているそうです。歩いてすぐ到着できるコンビニに行くにも私たちは歩くことをせず自転車や車に乗るような習慣がついてしまっています。

二本足で立って歩くというのが人間の基本機能です。その基本機能が現代人は満足にできておらず、バランスを崩したり転倒につながるため運動として歩くのは欠かせないものだと捉えています。

足関節捻挫に対する当院の考え

膝が痛い

足関節捻挫は、痛みがなくなったとしても、適切なリハビリを行うことが重要です。
急性期の対処法、安全なスポーツ復帰、再発予防を考慮して施術した後には、体のバランスや正しい歩き方を再構築する必要があります。足が腫れていたり痛みが強い場合など、個人では判断が難しいため、病院や整骨院などどこに行けばいいのか迷うこともあるでしょう。

当院では初めに患部を詳しく調べ、骨折や靭帯の損傷などを鑑別し、それに応じて急性期の患部のケアや段階的なリハビリを実施します。特に靭帯が切れたり伸びてしまった場合は、関節を整えたり周囲の筋肉を鍛えることで予防に寄与します。
ただし、自己流や誤った方法での運動は逆効果となりますので、安全なスポーツ復帰と再発予防のためには、痛みの軽減だけでなく、機能的な回復や再発予防の観点に立った人それぞれの弱点の補強が必要です。

足関節捻挫はできるだけ早期に症状を軽減させ、リハビリの段階に進めていくことを目指しています。そのためには、子どもであればシーバー病やケーラー病など成長途中の骨や筋肉に加わる負荷によって発生する骨端症や、大人であればパンプバンプ・ハグルント病変・踵骨下及び踵骨後滑液包炎・楔状骨繊維癒合症など、捻挫や骨折以外の様々な足首周囲の症状との鑑別に専門知識が必要です。特に子どもは判断を謝ると成長障害を引き起こす可能性があるため、適切な対応が重要です。足が単純に腫れているだけでも、医師や柔道整復師が詳細に調べなければ判断が難しいです。

足関節捻挫を放っておくとどうなるのか

膝の痛み

足関節を捻挫してしまった場合、そのまま放置しておくと以前よりも足首の安定性が失われ転倒しやすくなったり、左右のバランスが崩れることで歩行が正常ではなくなり、捻挫を再発するリスクが高まります。なぜなら、足関節を捻挫したことで靱帯という関節を安定させている組織が伸びて緩んでしまい、同じ方向に捻りやすくなっているからです。

人間は二本足で立って移動しますから、代償動作と言ってまっすぐ歩いているつもりでも重心が左右どちらかに偏ってしまったり、右足は前を向いているのに左足はつま先が外を向いてしまっているというような、正常ではない動きに変化することが足関節捻挫によって引き起こされます。

足関節捻挫の改善方法

膝の痛み

足関節捻挫の中でも頻度が高い斜め前の靭帯を損傷した場合は、軽度であれば包帯やテーピングで固定し経過を見ていきます。
中等度の強い腫れや痛みがある場合は、骨折の有無を触診や超音波で確認し、包帯またはギプスで固定します。骨折の疑いが強い場合は、設備が充実した病院へ行って頂き、ギプス固定後に患部を診察できるようにカットし、病院を受診して頂きます。

骨折がなく靭帯損傷の場合は、ギプス固定の後に患部に窓を作り、超音波などの物理療法機器で炎症を取り除きながら経過を見ます。
骨に適切な刺激が重要なので、可能な限り患側に体重を乗せることが望ましいです。松葉杖やギプスにヒールをつけるなど、状態に応じて対応することで、より足の筋力が弱化することなく改善させていきます。
スポーツに復帰を考える場合は、加えて必要な動きを見据えた運動療法も行います。

固定を行う場合は、その固定期間が非常に重要です。固定期間が必要以上に経過してしまうと関節や筋肉が硬直し、発症前の運動機能を取り戻すのに時間がかかります。
動きを見ながら最適な固定期間を見極めるためにも、通院頻度や期間は指導通りに従うことが望ましいです。

足関節捻挫の早期から適切な対応をすることで、よりスムーズな回復が期待できます。

足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?

明るい挨拶

まずは患部の腫れや筋力、靭帯の修復を速めるために超音波を行い、鍼で痛みや炎症を抑えていきます。

また、足関節捻挫では距骨という足首の中心にある骨が前方にズレることが多いので、足首の矯正を行い関節を正常に整えることで歩行機能を改善したり自然治癒力を高めます。

さらに、足首を捻挫すると痛いほうの足をかばうように歩く癖がついてしまうので、足だけでなく骨盤や股関節など体の軸が崩れる可能性があるため、骨盤矯正を行うことも効果を期待できます。

適切な施術を行い、包帯やテーピングで固定してお帰り頂きます。極力お仕事やスポーツ競技などに影響が出ないように早期回復を目指しますが、満足に動けないような状態であればできるだけ通院を優先して頂くと再発予防につながります。

その施術を受けるとどう楽になるのか

明るい挨拶

足を引きずるような痛みの場合は、正常に近い状態で歩けるようになり、回復が早くなり再発予防にも期待できます。
                                                                   
                                                                   
                                                                   
                                                                   
                                                                   
                                                                  

改善するための施術頻度はどのくらいか

明るい挨拶

足関節捻挫の場合は、軽度であれば週に2~3回ご通院いただきます。
中等度以上は靭帯を損傷していたり腫れが強い場合が多いため、特に初回処置が重要で、時間が経過するほど悪化する可能性がありますので、できる限り続けてご来院いただくことが望ましいです。そうでなければ治癒が遅れたり、痛みが軽減しづらくなる可能性が高まります。

患部の状態が落ち着きましたら週に2回運動療法を行い、正常な動きを取り戻せるようにサポートしていきます。