変形性股関節症｜京都中央整骨院今出川院

股関節の軟骨は年齢を重ねるごとに誰でもすり減っていきます。それに加えて体重が増えすぎてしまったり、生活上で運動や仕事で関節に負荷がかかりすぎると軟骨がより減ってしまいます。
股関節は歩いたり、立ち上がったり、生活で必要な動作すべてに関係してくる部分になります。そのため、股関節に痛みや動作制限があると日常生活で必要な動きがとれにくくなり、一人では生活することが難しくなるかもしれません。
なのでまず身体のバランスを整えて、股関節にかかる負担を減らして軟骨がすり減らないようにしていきましょう。

股関節の変形がひどくなるとそれに応じて痛みも強くなっていきます。痛みがあるのに施術を受けずにそのままにしていると、痛みがより強くなったり、痛みを感じる範囲が広がったりすることもあります。
特に軟骨は筋肉や骨のように元通りになることはないです。そして痛みをかばって生活していると他の部分にも負担がかかるので股関節以外にも痛めてしまうことも考えられます。その結果、歩くことが難しくなり、家から出られない生活になると認知症が進む恐れもでてきます。
歩く、外に出る、人と会うという行動は生きていく上でとても重要なことなので大切にしていきましょう。

症状が軽い場合は股関節の柔軟性を高めてあげることと筋肉量の強化をすることにより、症状を軽減することができます。柔軟性を高めるにはストレッチをしていくことが一番です。

①地べたに座った状態で足を開脚し、脚の親指を内側に入れて10秒数えます。
②親指を外側に向けて10秒数えます。これを1セットとして5セット行っていきます。
③柔軟性がついてきたら上体を前に倒した状態で行うようにしていくとより効果的です。

関節を動かして痛みがなければ、今度は筋肉をつけていく運動を行っていきましょう。
スクワットをすることで股関節まわりの筋肉を強化することができます。10～50回程度を目安に自分の身体に応じてできる範囲で取り組んでいきましょう。
注意するポイントとしては膝を曲げる際に足先より前に膝がでないように気をつけましょう。間違ったスクワットをすると膝を痛めてしまうこともありますので、お気を付けください。

股関節に負担をかけている要因としては大きく2つあります。1つ目は身体の歪みが原因で左右で足の長さが違ってしまっていることです。足の長さが違うと当然、負荷の量も変わってくるのでより負荷がかかる方がケガしやすくなってきます。
この状態の方には「下半身矯正」がオススメです。左右のバランスを整えて下半身にかかる負担を均等にしてあげることで、根本的な部分から負担を減らすことができます。

2つ目は筋肉の固さです。筋肉が固いと関節の動きが低下し、負荷が増加します。この状態の方には「鍼灸施術」や「筋膜ストレッチ」がオススメです。
部分的に筋肉が固く、痛みが出る場合はまず筋肉を緩めて痛みを減らしていく必要があります。痛みがなくなってくると関節への負荷を減らすために下半身全体の筋膜ストレッチを行い、柔軟性を高めていきます。

「下半身矯正」を受けると骨の位置が整います。骨が整うと骨同士をつないでいる筋肉が緩むので筋肉の負担も減りますし、関節の負荷も減らすことができます。その為、さっきまで痛かった動きが痛くなくなったり、痛みが減ったりします。また股関節のつまった感じも変えることができます。
「鍼灸施術」は局所的に固い筋肉を直接内部から緩めることができ、痛みを軽減する上でとても有効的な施術になります。
「筋膜ストレッチ」は筋肉、関節の柔軟性を高めることができ、症状軽減と予防をすることができます。

当院の施術を受けて頂ければ、効果をしっかりと実感して頂くことができます。
施術はじめは状態も悪いのでなるべく詰めて施術を受けて頂くことをオススメします。身体が歪んで悪い状態を覚えてしまっているので下半身矯正を行っても最初は1～7日後には悪い状態にもどりやすいです。
なので可能であれば、1週間に1～3回施術を受けて頂き、身体の状態が安定してきたら週に2、1回とペースを必要に応じて変えていくことが一番です。